結い婚式(ゆいこんしき)
結い婚式とは
結納(=覚悟)と挙式(=ケジメの儀式)と披露宴(=祝宴)を「きちんとやりましょう」という趣旨のもとに、IWPA国際ウエディングプランナー協会が考案した、新しい結婚式のスタイルです。
「ナシ婚」ということばが言われ始めて数年が経ちます。
どんなカップルでも、望む儀式や祝宴を行い、結婚を皆に祝って貰う権利があるはずですが、雇用環境の悪化やおめでた婚などで、費用面から結婚式が出来ないという現実は、非常に空しく寂しいことです。
費用が乏しくても、周囲の人たちのサポートがあれば必ず実現できることですし、また、そもそも結婚は、周囲の人たちの協力なくしては成り立たないものです。
IWPAは、「結婚は祝われるべきものである」という本質的な考えに基づき、経済的に厳しいカップルの方でも、少人数の会費制で結婚式が実現できるようにプランニングしました。
結婚は人生最大の通過儀礼。
本来決してトレンドに左右されるべきものではありません。
しかし、社会環境が激変する中、しきたりに固執しすぎることなく、現代社会に合う形で伝統文化を伝承できるようにアレンジしています。
婚約の儀式は、世界中で古代から大切な儀式として行われています。
日本では、結納です。この結納式から挙式、披露宴まで、日本古来の祝言式を原点に、伝統文化の息づく、古式ゆかしい、かつ現代に対応する結婚式のスタイルが「結い婚式」です。
感動は、本物にしか存在しません。
結婚式での感動は、装飾物や演出から生まれるものではありません。
新郎新婦と列席者に本物の想いがあれば、結婚式は感動に溢れ、一生心に刻まれるでしょう。