英国資格で「プランナーとして絶対に知っておくべきこと」を学ぼう!
なぜ英国資格を学んでいただきたいのか
IWPAでは、「IWPA認定ウエディングコンサルタント」「IWPA認定ウエディングクリエイター」「IWPA認定ウエディングプランナー」の認定には、英国資格の取得を必須とさせていただいています。
それはなぜなのか ―
IWPAは、英国資格の内容を、1人でも多くの日本のウェディングプランナーの皆様に知っていただきたいと考えているからです。
新郎新婦のために、そして、ウェディングプランナーであるあなた自身のために。
この資格を学ぶ意味は、単にイギリスの結婚式のやり方を暗記するということではなく、結婚式の意味とそれに携わる自らのありかたを深く考え、それを今後のお仕事に生かしていだだくことにあります。
実際、この資格を取得される方の8割が現役ウェディングプランナーですが、内容にとても驚かれると共に、お仕事にとっても、自分のプランナー人生にとっても、大変役立ったという感想をいただいています。
資格を取得することで、お客様から信頼を得ることができます。
お客様の信頼は、ウェディングプランナーにとって、最も大切なものです。
しかし、IWPAは、資格取得という結果だけではなく、この資格の内容を学ぶというその過程こそが、本当に皆様のお役に立てるものだと考えています。
そして、この英国資格の内容を共有できる方々と共に、真に価値のある結婚式を、新郎新婦にご提供していきたく思います。
是非、この資格を学んでいただき、お客様に「本当の結婚式の意味」をお伝えいただければと願っております。
英国資格を通じてお伝えしたいこと
「結婚式」とは「公」と「私」の両方を満たしてはじめて満足できるものになること。
・・・結婚式とは、二人の誓いであり(つまり「私的なもの」)、世間に正式に婚姻を認めてもらうためのもの(つまり「公的なもの」)の二つの面を両方満たさなければ満足できるものにはならないことを学びます。プロフェッショナルウエディングプランナーとして、本当に新郎新婦のためになる提案するために必要な「本質」を、理論的に理解します。
イギリスには「結婚式をしない」という選択肢はないこと。
・・・日本には、西欧諸国のように、「結婚式」に関する法律がありません。英国では、結婚式の場所や内容、司式者が法律で定められており、日本の婚姻届への署名に相当することを、必ず法的権限のある人の前でしなければなりません。そのことがCeremony(挙式)です。日本のように、「結婚式はしなくても構わない」という選択肢は無いことを学びます。
様々な宗教で、「結婚は世間に表明するものであり、皆で祝われるべきものである」とされていること。
・・・様々な宗教の結婚観を学ぶことで、日本の、「婚姻届を出す人たちの半数近くが披露宴をしない」、という現状について、深く考えさせられるでしょう。
「結婚式」は新郎新婦(特に新婦)が主体的に創るものであること。
・・・日本では、「結婚式は式場へ買いに行くもの」ですが、外国では、結婚式は、基本的に、周囲の人たちの助けを借りて、自分たちで創りあげるものであり(日本も以前はそうでした)、それをお手伝いするのがプランナーです。「販売員」ではなく、本物のプランナーになりたいと考える人に、是非知っていただきたい「プランナーの本質」が学べます。
Ceremonyの儀式のひとつひとつに意味があること。
・・・儀式の中で行うことの全てに、宗教的あるいは法的な意味があることを学びます。
結婚式には様々な伝統や言い伝えがあること。
現在の日本の結婚式には、欧米ウエディングが多大な影響を及ぼしていますが、本来の意味は置き去りにされ、形骸化しているものも多くあります。その本来の意味や、イギリスで大切に伝統として伝えられている姿を学びます。
受講生の感想
私は、日本国内と海外でウェディングプランナーを経験しており、今も現役で仕事をしています。経験は長いですが、ふと、知識がない・・と気付きました。勿論、会場のプランナーとして結婚式を行うだけの一般的な知識はあるつもりでいます。しかし、このままでは、「本当にお客様にお伝えすべきこと」が伝えられないままになってしまう気がしたのです。そんな時、この資格と出会い、この中に私の知りたかった答えが全部あることを知りました。この資格を学び、もっともっと多くの、本物の知識を、お客様にご提供できるプランナーになりたいと思っています。
テキストに書かれていた、「真に新郎新婦の利益のために働く、というウェディングプランナーの本質を学ぶ」という言葉が印象に残っています。英国資格で、儀式の1つ1つの意味や重要性を学び、改めてウエディングプランナーの役割や意識の持ち方を考えるきっかけになりました。経験を積み、知識を増やしていく中で、これからもいろいろなことを考える場面が出てくるかと思いますが、常に「本物の価値」を提案できるウエディングプランナーであることを意識し、ウエディングに携わっていきたいと考えています。
現在、ホテルに所属し、ウエディングプランナーの仕事をしていて、より幅広い知識と、より自分に自信のもてる接客力・提案力に磨きをかけたいと強く思っていました。そんな時、セミナーで聞いた英国の結婚式やブライダルの本質についての話が非常に衝撃的で、近い将来必ず取得したいと思いました。英国では、「結婚する」ということがとても重んじられ、大切にされていると感じ、「正式な儀式としての-Ceremony-」に憧れを覚えます。日本で行う結婚式は、法的な結婚とは別ですし、信仰に基づくものでもなく、だからこそ、「何のためなのか」をより深く考えなけばならないのだ、と感じました。これからはひとつひとつの儀式の意味を新郎新婦に伝え、新郎新婦にとって、意味や行う価値が本当に見出せる結婚式・披露宴を提案していきたいと強く思います。
まだ3章だが、この勉強は本当に楽しい!日本のプランナーは、どこまで挙式の意味や知識をもっているのだろうと改めて思い、私もそうだが、もっと勉強すべきだと思う。今のままだと、日本のプランナーは「手配屋」のままだと心配になる。私は本物の「プランナー」になりたいので、これからも頑張る!
英国には、「結婚とはなにか」や「結婚するための準備」に法的な規定があることに驚きました。また、日本では挙式はひとつのイベントですが、英国では「誓い」そのもので、とても興味深かったです。日本でも、婚姻を「紙切れ1枚」とは言わず、もっと真剣に考え行われるようになってほしいと思います。そして日本のプランナーは、もっと婚姻に対して深く考え、新郎新婦に助言をできるようにならなければと思いました。
実は、私も以前まで、資格を持つことの価値を見いだせていなかったのですが、取得してみてやはり大きな自信につながりましたし、特にフリーで活動する場合、カップルにとっても信頼される一つの指標になるなと実感しました。また、何よりも私がこの資格を取得して一番良かったなと思えたのは、結婚式の意味や、大切にしなければならない本質的な部分が勉強でき、提案する際の幅がすごく広がったことです。
この資格を取得するメリットは、2点あります。
一つは、「自国のウェディング・文化を相対化できる」ということです。多くの人は、「自分の知っている世界だけが正しい、真実である」と思いがちです。でも、それは大きな誤りです。「自分の知っている常識が、それ以外の場所では非常識」であり、逆もまた然りというのはよくあることです。では、どうすれば、多くを吸収し、視野を広げることができるのか?それこそが、他国の文化や実態を学ぶことだと思います。この点、英国資格は、イギリスのウェディングのあり方や、さまざまな宗教的スタイルの紹介、そしてその意義など、すべてを一つ一つ、丁寧に学習できます。なので、「自国のウェディング・文化を相対化」した上で、では日本ではどういったウェディングが提案できるのだろうか?といったことを体系的に考えることができます。つまりは、提案の幅が増えます。この点は非常に大きな魅力の一つです。
もう一つは、「フリーランスの仕事とは?」といったことを、効率的且つ体系的に学習できることです。実際、フリーランスを志すプランナーというのは年々増えていくものと思いますが、その思いに応えてくれる資格というのはなかなかありません。こうしたニーズにまさしく対応しているのが英国資格なのです。実際のイギリスのフリープランナーの仕事の内容などを学習するなかで、日本ではどういった働き・役割が求められるだろうか?といったことを、これまた相対的に考えることができるのです。
この資格は、プランナー経験が数年以上ある人こそ学ぶべきもだと思います。私は、プランナーになって、無我夢中でただ仕事を覚え、こなせるようになり、お客様にも満足していただけるようになったように思い、でも「何か違う」、「自分は本当に本質的なものをお客様に提供できているのだろうか」と悩み始めました。そして、プランナーとしての自分の人生を考えた時、このままでは何か虚しさを感じるようになっていたのです。そんな時、この英国資格に出会い、これこそが私が本当に人生をかけようと思ったプランナーの姿なのだと確信するものがありました。この資格を学ぶ機会を得られたことに感謝しています。